親になって初めてわかったこと

いま私は親として「是非」などと勧めているが、
自分は大学のとき必要な単位を「必要最低限」修めることに全力を傾けて課外活動ばかりしていたのだ。
36年後の私はすっかりそのことを箱にしまって人生の袋棚の奥の奥に放り上げてしまっている。

親になって初めてわかったことはたくさんあるけれど、実は親になってすっかり忘れてしまったこともたくさんあるんだということに、今週私は初めて気がついた。(今週かい!?)

もし今あの頃に戻ることができて、大学に入学したばかりの18歳・いずみにおばちゃん・いずみが
「教職課程、とったほうがいいよ」と勧めることができたとしても…

1992大学謝恩会のわたし。ケバすぎて誰だかわからない。時代の空気をそのまま映したワンカット。この直後にバブルがパーンと弾けます

「はーい、大丈夫でーす」

相当めんどくさそうに金言をスルーするに違いない、わたくし大神いずみ。
実はそんなところは、いくつになろうとわたし自身が一番わかっているのである。

んん。今日はなんだかややこしいな。

次男・瑛介はこの春、中学2年生。
ぎょっ。いわゆる「中2病」のオフィシャルエントリーか!?
いえ、もうかなり前から「中2病」の症状は始まっています。

最近日に日にラップにはまっていく、瑛介。野球の行き帰り、学校から帰ってきてから家で過ごすほとんどの時間を、ヘッドホンで音楽を聴いて過ごしている。

YO!だ、Yeah!だ、Nnn!だよくわからない合いの手を入れつつたたみ込む言葉の連打、韻を重ねてHO〜!!どうだおれのバース、見たかオレのセンス、YEAHーーー!!!
…みたいな。わからない者が簡単に語ってはいけない気がするのでこの辺でやめておきます。

これを対決式に競い合う「ラップバトル」なるものに心酔している息子。