不思議な母ヂカラ
不思議なもので、私が寝過ごして息子の集合時間に遅れ、試合に出られない顛末を思い浮かべながら4時に携帯のアラームをかけると、きっちり1、2分前にパチっと目が覚めてしまう。頭はまだよく起きなくとも体が起きてしまう。かけたアラームが音を鳴らす仕事ができなくて、「きーっ!」と残念がるくらい、本当にピッタリ鳴る直前に止めて起きるのだ。
ぬぁんて不思議な母ヂカラよ!
むかし朝の生放送やロケの集合時間に寝坊して遅れることを心配しているうちに、結局一睡もしないで鳥がチチチの朝を迎えていた、あの頃とちょっと似ているかもしれない。
まあまあビビりな私なのである。
朝は補食おにぎりやゼリー、野菜ジュースやプロテインバー、ときどき蜂蜜に浸したスライスレモンをタッパーに入れて、本当に白目を剥きながらクーラーボックスに詰めていく。
暑い季節は氷嚢や凍らせたペットボトル、ゼリーなどを保冷剤がわりして、チーム用と自分用2袋の氷を用意する。
水筒はスポーツドリンクを2リットル、暑い日はさらに2リットルのペットボトルを持たせる。
それでも足りなくなるのは、真夏の酷暑の時期だ。いったい飲み物は何リットル持たせればいいのか、いつも悩むところ。