気をつけることは…

気をつけることは、その人の状態を見ながら、無理のない課題を選ぶことです。

理解できない場面では目の前の光景が悲しみ、怒り、妬(ねた)み、嫉(そね)み、恨みなどの負の感情を呼び覚まし、いきなり激昂(げっこう)して投げ出すことがあります。

話しかけ、その人の状態を見ながら、寄り添い、ともに歩むことが大切です。(写真:『93歳、支えあって生きていく。』より)

認知症の人は、孤独になると不安でまわりの状況がわからなくなります。

慣れない環境に置き去りにしないこと。

よく知る人が近くで根気よく声をかけると安心して表情が明るくなったり、生活力の向上が見られることがあります。