国連持続可能な開発ソリューションネットワーク(SDSN)が2024年に公表した「世界幸福度レポート」によると、日本の幸福度は143カ国中51位で、G7では最下位だったそう。そのようななか、シンガーソングライターやコメディアンとして活躍する所ジョージさんは「人生の些細なことや慣れきったことでも、見方を変えれば幸せを呼ぶひきがねになる」と考えています。そこで今回は著書『所ジョージの世田谷ベース VOL.55 幸せのひきがね』より、所さん流・楽しい人生を送るための考え方を一部ご紹介します。
家長
男性は結婚したら、家庭で自分が一番偉い人、家長だと思って下さい。
一番偉いからと、威張って良いという訳ではありません。
一番偉いのだから、家族の言い分や欲求を、何でも受け入れる大らかさを持たなくてはいけない。
街に出たら、車道側は自分が歩く。
様子のおかしい車や人がいないか目を配る。
非常口、避難経路は把握しておく。
娘が外出する時は「今日はどこまで行くの?」と、行き先を確認する。
戸締まりの確認や、火の用心なども、万全に。
それが、家長として当たり前の業務なのです。
朝、テーブルに座っていて、なんでお茶が出てこないんだ?なんて思ったらもう夫として、というより男としてカッコ悪い。
自分が頑固で子供じみてるのに気づかない、そんな男に家長の資格はありません。