中年期の危機「ミッドライフクライシス」

「ミッドライフクライシス」という言葉を聞いたことがありますか?

中年期特有の心理的危機、中高年が陥る鬱病や不安障害のことで、30代後半〜50代にかけて陥りやすいといわれています。

『「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略』(著:尾石晴/ディスカヴァー・トゥエンティワン)

人生の中盤まで来ると、周りの評価や社会の基準から、「自分はどれくらいのレベルなのか」がなんとなく見えてくる。

「自分の人生、これでいいのかな……」と迷い始める時期です。

・このまま定年まで働き続けられるか不安になってきた(雇用不安)。

・ろくな経験や資格、職歴を持っていない気がする(スキル不足不安)。

・最近、筋力や体力の衰えを感じる(健康不安)。

・子どもが小学生になり、あと10年ほどしか一緒にいられないと思うと寂しい(子離れ不安)。

・白髪が目立つようになって、自分の容姿の衰えに萎える(老化不安)。