守りの休養から攻めの休養へシフトしよう
巷では1人でキャンプに出掛ける「ソロキャンプ」が流行っているそうです。私もかつて自転車で日本一周をしていたころは、よくキャンプしたものです。
設備のそろったキャンプ場ならいざ知らず、未知の森の奥にテントを張って朝まで過ごすとしたら、その夜は真っ暗な闇の中を1人で過ごすことになります。
自分のほかに誰もいない自然を楽しめる人はいいですが、そうでない人は恐怖心に耐えなければなりません。
その意味でソロキャンプは、精神的負荷をかける行為なのではないでしょうか。しかもそれは誰かに命令されたのではなく、自分自身で行くと決めたことです。
もしどうしてもイヤだと思えば、途中で帰ってくればいいわけです。見事に、ポジティブな負荷と呼べる条件がそろっています。
こうした休養のとり方を、私は 「攻めの休養」と呼びたいと思います。