活力を高める上手な負荷のかけ方がある

負荷といっても、最初は軽いものから始めます。また、次の4つの条件を満たすことが必要です。

1つは自分で決めた負荷であること。

誰かに「やりなさい」と押しつけられたものではなく、自分で決めることが重要です。押しつけられたものだと、それがまた別のストレスになってしまいます。

2つめは仕事とは関係ない負荷であること。

仕事で疲れているのに、さらに仕事で負荷を増やすのはおすすめできません。

家族から「日曜大工で家具をつくってほしい」とリクエストされていたけれど、面倒くさくて逃げ回っていたことはありませんか。こうしたものは仕事と関係がありませんから、負荷としては最適です。

『休養学――あなたを疲れから救う』(著:片野秀樹/東洋経済新報社)