追い風が吹いていたけれど…

――あらためて高橋編集長のご経歴についてうかがってもよろしいでしょうか?

もともと理系の人間で、理工学部物理学科に進み、大学院にも通いました。しかしそこで麻雀にはまり、2002年にプロテストを受けてまさかのプロ雀士に。

新卒のタイミングでは就職しませんでしたが、当時、プロ雀士という肩書だけではとても食べていけず…

当時プロ団体の代表が経営していた編集プロダクションに勤め、そこで麻雀の本などを手掛けるうち、『麻雀界』の前身『月刊プロ麻雀』の西野編集長と懇意にさせていただくようになり、今に至ります。

『麻雀界』の変遷を高橋編集長に説明いただく。月刊→季刊→隔月刊→月刊となかなか複雑

今では雑誌の編集長をしながら、全国麻雀業組合総連合会・東京都麻雀業協同組合の理事長も務め、麻雀の普及や業界の健全化を推進しています。