『レジャー白書2022』によれば、登山の参加人口は440万人(21年度)。一時のブームから落ち着きを見せたとは言え、今もたいへん多くの方が楽しんでいます。一方、登山を通じて遭遇した出来事や気づいたこと、”あるある”などをブログで発信し、人気を博しているのが主婦のたまごさん。今回のテーマは「登山とトイレ」です。
登山とトイレ
みなさんは、登山中にトイレへ行きたくなったことはありますか?
私は…あります。野外でトイレをしたり、携帯トイレを使うことはここまでありませんでしたが、この先、本格的に我慢できない事態になるかはもちろんわかりません。
低山ではそもそもトイレがない山が多く、あっても登山口や最寄りの駅、登山口へ向かう途中の公共トイレだったりします。
登山者が多い塔ノ岳や金時山などの山小屋にはトイレがありますが、基本的に「低山にはないもの」と考えておいた方が良いでしょう。
個人的には「トイレが設置してあると嬉しいな」と思う気持ちもチョットはありますが、自然環境にダメージを与えずに排泄物を処理するのは難しく、また管理するのも資金・人員的に厳しいでしょうから、仕方がない。
ちなみに、北アルプスなどの有名な山域の山小屋にはトイレが設置されていますが、利用は有料、しかも小屋から小屋まで3時間ほど歩く、なんてケースもざら。また冬季期間は利用できなかったりするため、こちらはこちらで「気軽にトイレ」というわけにはいかないんです。
そうした事情を鑑みて、今回は登山におけるトイレ対策について考えてみました。