愛着のあるモノだけに囲まれる暮らし

年齢とともに、エンジンも一回り小さくなった私には、扱えるモノの量も限られてきました。一回り小さくなった自分サイズに、暮らしを仕立て直していきます。

『本当に必要なことはすべて「小さな暮らし」が教えてくれる』(著:横田真由子/クロスメディア・パブリッシング)

「手入れしてでも、長く使い続けたいモノか?」と、一つひとつのモノと自分のモノサシで向き合っていく必要があります。

モノを所有することは、お金も時間もエネルギーもかかりますから、安易に選んだり、いらないモノや多くのモノを所有することは、生きるエネルギーを吸い取られてしまいます。

まだ充分に、エネルギーがあるいまのうちに、暮らしを仕立て直しませんか。

その基準は、「自分ファースト」でいいのです。

「まわりの人が持っていても私は持たない」「これがいいと勧められてもNOと言える」「誰が何と言っても気にしない」。自分サイズがわかったいまだからこそ、心地良いサイズは、自分だけが知っています。

自分のモノサシで選んだ愛着のあるモノだけに囲まれている暮らしは安心できますし、安心できるベースがあると、心の支えにもなります。

身の回りのモノを小さく仕立て直すことは、自分らしさと自由を獲得することです。

扱いづらいモノは、すっきり手放して、自分ファーストの小さな暮らしを始めましょう。