玄関や靴が整理されていない

まず目に入るのは玄関です。特に靴、履物の状態は、つい気になってしまいます。

ボロボロでかかとが潰れたスニーカーが無造作に玄関に転がっていると、あまり積極的に外出したり、人と会ったりすることがない人なのかなと思います。

『老後ひとり暮らしの壁 身近に頼る人がいない人のための解決策』(著:山村秀炯/アスコム)

たくさん履いて外に出ているからボロボロなのではないか? と思うかもしれません。

でも私が見てきた人たちは、サンダルのようにつっかけて近くのコンビニやスーパーに行く程度のケースがほとんど。

あまり出歩かないからこそ、同じ靴を履き続けて、履き心地なども気にならないのだと思います。

あらためて人と会う機会も少ないので、見た目も気にしていないのかもしれません。

オシャレは足元から、などといいますが、靴がボロボロでも洋服はそれなりに洗濯されていたりしますから、たしかに足元にこそ、その人の性格やこだわりが出やすい気がします。

また、靴がこのような状態の人は、たいてい部屋も散らかっています。

単にだらしないだけじゃないかといわれたらそうかもしれませんが、意外と玄関や靴にはその人の生活感がにじみ出るのです。