直明・多岐川の発言
14日の放送回にて、寅子は遅々として進まない合併交渉の場に、「東京少年少女保護連盟」のメンバーとして活動する弟・直明を連れていきます。
直明は「大人の事情があるのだとは思いますが、それを取っ払い、手を取り合えるのは本当に素敵なことです」などと発言。その場の一同の共感を得ると、それを機会に、合併に反対する声は減っていきました。
その後、宴会場を間借りして新設することになった東京家庭裁判所の事務所には、チョコレートを分け合う親子の手を描いた花岡の妻・奈津子の描いた絵を飾ることに。
するとその前で多岐川が「法律っちゅうもんはな、縛られて死ぬためにあるんじゃない。人が幸せになるためにあるんだよ。幸せになることをあきらめた時点で矛盾が生じる。彼がどんなに立派だろうが、法を司る我々は彼の死を非難して怒り続けねばならん。その戒めにこの絵を飾るんだ」などと発言。やはりその場に集った一同の心を動かしました。