子どもの「やりたくない!」の中身とは
実は、子どもの「やりたくない」には、いろいろな種類があるのです。子どもの視点に立って「やりたくない」を丁寧に紐解いていくと、子どもの本当の気持ちが見えてきます。
OKマンガを見てみましょう。
お母さんとお父さんが、ミーちゃんの本当の気持ちを丁寧に聞いていますね。
「今は、やりたくないけど、ママがやった後ならやりたい」
「1人ではやりたくないけど、パパと一緒ならやりたい」
「お気に入りの服を汚したくないから、やりたくない」
「やってみたいけど、みんながいる前では、やりたくない」
「1回だけならやりたいけど、ずっとは、やりたくない」
などなど、子どもの「やりたくない」の一言にも、いろいろなバリエーションがあります。
でも、持っている語彙がまだ少ないので、うまく表現できずに、「やりたくない!」の一言に集約されてしまうのです。
「やるか」「やらないか」ではなく、その間の気持ちが大事なので、子どもの「やりたくない!」という言葉に惑わされないようにしましょう。