子どもの気持ちを言葉に置き換える
「やりたいか、やりたくないか」の2者択一ではなく、お母さんお父さんが、その気持ちの一つ一つを言葉に置き換えていくことがポイントです。
それが、子どもの本当の気持ちを見つけることになり、その気持ちを認めることで自己肯定感が育ちます。そして、どうやったら新しいことに挑戦できるのかを見つけることになります。
しかも、この繰り返しで、お子さんもまだうまく言葉にできない自分の気持ちを、言葉で表現する力もついていきます。
地団駄を踏んでわがままを言ったり、お友だちに手が出てしまうのも、自分の気持ちをまだうまく言葉で表現できないから。
気持ちを言葉に置き換えていくお手伝いをしていくと、言葉で会話できるようになっていきますよ。
NG:わかったよ、もうやらなくていいよ!
OK:そうか、じゃあ、ママと(パパと)一緒にやってみる?
※本稿は、『子どもを伸ばす言葉 実は否定している言葉』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を再編集したものです。
『子どもを伸ばす言葉 実は否定している言葉』(著:天野ひかり、イラスト:とげとげ。/ディスカヴァー・トゥエンティワン)
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