結婚相手は一生かけてサポートしてくれる女性がいい
『婦人公論』でインタビューしていただいたのが16年前なんですね。2007年6月7日号掲載だったので、28歳の終わり頃です。当時、結婚相手はサポートしてくれる女性がいい、と話していますが、今も変わらないですね(笑)。タレントとマネージャー、政治家と秘書のような関係が理想。自分を支えて、一生かけてサポートしてくれる女性がいいんです。当時から、結局はものすごく寂しがり屋だと言っていますが、そこも変わっていないですね。(笑)
父は政治家だったので、政治家と秘書の関係や、夫婦も男と女で、親戚含めいろいろな人たちを見て育ってきました。子どもの頃から、大人と触れ合う機会が多かったので、何事もバランスで成り立っているんだと理解しています。たとえばテレビで小泉孝太郎のことを観てくださる視聴者の方がいて、でも僕の裏にはマネージャーやプロダクションがあるわけで、表裏一体なわけですよ。夫婦もそうです。結婚は、その表裏一体のようなところがうまくいかないと、僕は成り立たないと思っていて。
いろいろな夫婦の形があって、十人十色ですよね。ただ、僕という人間には、マネージャーのように「あなたを支えます」という女性じゃないと成り立たないとわかっているから。「私もあなたと同じで戦いたいの」では、ぶつかってしまう。もしも同業者で「一緒にやっていきましょう」となるんだったら、結婚しないほうがいい。あなたはあなたで、僕は邪魔になるかもしれないし、あなたに求めてしまうこともあるだろうからと。
僕がもしも結婚したいと思う女性と出会ったとしたら、そこをまずうまく話し合って、わかってくれないと無理ですね。「わかりました。私の第一優先はあなたです」という女性。ある意味、古風というのか、昭和的な考えがあるんだと思います。こういった女性に出会わないのなら、無理に結婚することはないでしょうね。