また、高校までは学校からの生活指導が入るのが、息苦しくありました。

自宅に帰ってから何をしているか、プリントに書いて提出するよう言われました。つまり、空いている時間に勉強しろということでしょ、と子供ながらに感じ、これが嫌で嫌で仕方がありませんでした。学校以外のプライベートな時間まで、踏み込んでこられるような気分でした。

そして内申書。どんな生徒かを教師がその性格などを記して大学の入試で参考にされるのですが、これも教師の機嫌を取らなくてはいけないのかと、圧迫感がありました。幸い、担当の先生たちは、わりとのんびりして内申書を盾にしてくる人たちではありませんでしたが。

むしろ進学してほしいので、「頑固」を「自分の意志を貫く」、「変な人」を「新たな視点を切り開く」など、聞こえのいいように書いていたと思います。

今考えると悪くなかった面もあり、適当に聞き流せば腹が立たなかったのかもしれない、と思う部分も沢山あります。

でもそれは、卒業て距離が出来て思えることなのでしょう。

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