帰宅後、今度は次男のチームから連絡が入り…
早く試合が終わり、渋滞もなくスルスルと45キロ戻って帰宅。
誰だかわからないくらい化粧の落ちた顔を洗い、サッパリして遅いランチを食べていた。
とそこへ、携帯に「ピロン」
お知らせが入る。次男のチームからだ。
「午後から雨予報のため、早く終了する可能性あります」
いやぁな予感。確かに予報では雷マークも。
お昼寝する気満々だった母、焦る。
食べ始めのパスタをすすりながら「雨雲レーダー」をグイグイ動かしてみると、ちょうど45分後くらいに激しい雨雲が河川敷を覆い出す。雨ならまだしも中学野球は金属バットを使うので、雷が鳴ったら即撤収だ。
仕事終わりの元木校長に迎えを任せていたのだが、夫は間に合いそうにない。口の端から麺を一本垂らした状態でカギをつかみ、車で家を飛び出した。
河川敷に到着した途端、即ゴロゴロゴロゴロ…子供達は大急ぎで道具を運んでいるところだった。
ふぅ。
間に合ったはいいが明らかに空がズンズン黒くなりだし、近くで稲光が見えた。ポツっと降り出したら間違いなく即ズブ濡れになるやつ。急げー!
荷物をまとめて挨拶もそこそこに選手たちは家路を急いだ。
帰り道は車のワイパーがムキになって速く振れるような、強い雨に打たれて帰った。
急な天候変わりにブンブン振り回される野球民たち。
いつものことだが…大慌てだ。