往時を今に伝える惣門

お寺の入り口には、謙信公によって春日山城から移築された惣門があります。
往時を今に伝えるこの惣門は、1年に1回謙信公祭の日にだけ開くのだそうです。
謙信公祭は、武将達とこの惣門をくぐり出陣報告をするところから始まります。

林泉寺の中に入ると、立派な山門が現れます。
謙信公建立の山門は江戸時代に地震により焼失し、現在の山門は大正時代に再建されたものだそうです。

鎌倉時代の和様と唐様が取り入れられている山門には、「春日山」と「第一義」の大額が掲げられていました。

「第一義」の大額の写真
謙信公直筆の「第一義」の大額。本物は宝物館に保管されていました
謙信公は、この「第一義」の真意を七世益翁宗謙大和尚から学ばれ、宗謙大和尚の1字をいただいて謙信と改めたそうです。
パンフレットに書いてあり、これは初めて知りました。