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保冷剤は何でできている? 凍らせても温めても使える!
袋から出して使う!

袋から出して使う!

・空き瓶に入れてインテリアに

ジャムなどの空き瓶に保冷剤の中身を入れ、水性ペンや絵の具、マニキュアなどで色をつけたら、ほどよい色合いになるまで割り箸でかき混ぜます。

青で着色し、海の生き物のフィギュアや貝殻などを入れれば、この時期にぴったりの涼しげなインテリアになります。

他にも、アロマオイルを垂らせば芳香剤として、虫が嫌うハッカオイルを垂らせば虫除けとして使えます。

・簡易トイレの凝固剤として

保冷剤に含まれる高吸収性ポリマーは、簡易トイレの凝固剤として使うことができます。

台所にあるもので簡単に作れますが、完成までに1日ほど乾かす工程が必要なため、作ってすぐに使えるわけではない点には注意してください。

ただ、一度作った凝固剤は、保存袋などに入れて冷蔵保存すれば半年ほどは保管できます。災害時に備えて作り置きしておくのもおすすめですよ。

〈材料(トイレ1回分)〉

・容器
・キッチンペーパー
・小さい保冷剤 3~4個
・塩

〈作り方〉

(1)容器に保冷剤の中身を出す。
(2)塩をかけて5分ほど置く。
(3)水分が分離して液体状になったら、キッチンペーパーの上に乗せる。
(4)ろ過されて残った高吸収性ポリマーを、約1日乾かしたら完成。

〈使い方〉

(1)便座を上げ、便器にゴミ袋を被せる。
※中身が見えないよう、黒いゴミ袋がおすすめ。
(2)ゴミ袋の中に凝固剤を入れ、用を足す。
(3)ゴミ袋の口を閉じて処分する。

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