学校からのお便りは基本「読んで終わり」

学校からも、毎日たくさんの紙がやってきます。

『人生が変わる 紙片づけ!』(著:石阪京子/ダイヤモンド社)

丁寧にファイリングしている方が多いのは、愛情深いゆえだと思います。

「うっかり大事な紙を捨てて、子どもに恥をかかせてはいけない」「子どもの過ごした年月を形として残しておきたい」。

そう考える優しい方ほど、紙をたくさん残されています。もちろんそれでちゃんと管理できていれば問題はありません。

けれども、紙が多ければ多いほど、本当に大事な紙が埋もれてしまいます。そのせいで、提出物を紛失したり、期限を過ぎてしまったりしたら悲しいですよね。

学校から届く「クラス便り」「ほけん便り」などは、お便りですから、つまり単なる「お知らせ」です。こんなことをしましたよ、こういうことに気をつけてくださいね、と先生が一人一人に直接お話をしてくださる代わりに、お便りとして状況を報告してくださっているのです。

だから、「聞いて終わり」と同じように「読んで終わり」で捨ててしまって大丈夫。不義理をしていることにもなりません。