「正直」とは

「本音を言う人」は、「正直な人」とイコールではありません。

言葉を相手に伝える時に大切なのは「相手が聞いて不快ではないか」です。

(写真提供:Photo AC)

相手への配慮を欠いた本音は、相手を傷つけます。

「正直」とは配慮の先にあるものです。

わたしはこの考え方を広めたいと願っています。

「正直」は自身に、「素直」は相手に。

正直は自分に対する誠実であり、素直は相手への誠意があればこそです。

「素直さ」には相手の心の壁をスッと通り抜けるチカラがあります。

素直に好意的に物事を受け止められる人は最強です。

大事なのは「目の前にいる人」の話に耳を傾け、素直に対応することです。

難しく受け取らないで、素直に受け止める。

受け止められない場合は気持ち良く受け流し、きれいに忘れて次に備える。

そんな態度が一番です。