あらためてあらすじ

今回は、前回に続いて昭和三十六(1961)年六月の日々が描かれました。

竹中の記事により、寅子が判事を務める「原爆裁判」が世間の注目を浴びるようになります。

法的に、原告の損害賠償請求権を認めることが難しいという状況下で、苦悩する寅子。裁判を特集した週刊誌の記事をじっと見つめます。

そこにやってきた夫・航一から「胸の内にためているもの、裁判官ではなく夫の僕に少し分けてくれないかな」と言われるも、寅子は自分に何ができるのかが考えても考えても分からない、と伝えます。

その後、認知症が進んだ百合が「財布を無くした」と言って騒ぎ始めると、その対応に追われることに。