なかなか首を縦に振らない東京地裁所長・桂場
翌日、甘味処竹もとで休む寅子。近くの席には東京地裁所長となった桂場が。
梅子から団子を渡され、あんこの味を確かめると、静かに首を横に振る桂場。
すると梅子は横から「こちら、いつものです」と別の団子を出し、桂場は満足した様子を見せます。
その後、自分のもとへ来客が来て、原爆裁判を速やかに終わらせるように、とにおわせてきたという事実を寅子に伝える桂場。
世間の注目を集めるようになって慌てる政治家が大勢いるのだろう、と言うと、続けて「ふざけやがって」とつぶやき、ふたたび団子を口にするのでした。