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「何かを我慢し続けている」「他人と比べて自分が劣っている気がする」など、気分が落ち込んでいるのは、自分の機嫌を管理しきれていないからかもしれません。韓国で作詞家やコピーライターとして活躍するキム・ダスルさんによると、「気分がコントロールできれば、人生もコントロールできる」とのこと。そこで今回は、キムさんのベストセラー『人生は「気分」が10割 最高の一日が一生続く106の習慣』より一部引用、再編集してお届けします。

親しい人とも“ちょっぴり”離れる

お互いの距離が近づきすぎると、気遣いもあいまいになる。

気楽な関係であればあるほど、遠慮なく何でもポンポン言ってしまう。

ぞんざいな言葉には配慮が足りないから、ついつい相手を傷つける結果になる。

『人生は「気分」が10割 最高の一日が一生続く106の習慣』(著:キム・ダスル 翻訳:岡崎暢子/ダイヤモンド社)

結論ばかり急いで、途中の段取りを省いてしまうことも多い。相手が察してくれるはずと完全に甘えてしまっているやり方だ。

やはり人と人というのは、適度な距離があってこそ礼儀もわきまえ、相手のことも尊重するらしい。

近づきすぎると相手へのおかしな依存心も生まれる。相手のことを優先しすぎるあまり、自分を犠牲にするようになるのだ。

つまり依存が過ぎると、それだけ相手に振り回されやすくもなるってことだ。