好き嫌いは個人の主観
陰口を言われたくないからと一人ひとりに気を遣って接していても、なぜか嫉妬されたりしてイヤな思いをすることもある。
ひんまがった心の持ち主って一定数いるから、どんなに気を付けたところで誰からも陰口をたたかれないなんてありえないのだ。
好き嫌いって極めて感覚的だし、個人の主観だから。
特別な理由なんかなくても好きになってくれる人もいれば、逆もいるのが世の理ってワケ。
だからそれほど傷つくこともないし、残念がる必要もない。人間関係って、主観の塊である人間が作るものだから、パーフェクトであるわけがない。
もし人間関係が完璧で合理的だったら、もはやロボット社会だ。
認めるのもちょっとさびしいけれど、ちぐはぐで身勝手にふるまう集合体が、人間関係の本質のようだ。
そんな関係の中で努力を重ねてきたのなら、あなたは今のままで十分に立派だ。
※本稿は、『人生は「気分」が10割 最高の一日が一生続く106の習慣』(ダイヤモンド社)の一部を再編集したものです。
『人生は「気分」が10割 最高の一日が一生続く106の習慣』(著:キム・ダスル 翻訳:岡崎暢子/ダイヤモンド社)
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