関係性ができていないから“古い”と思われる

私自身が実際に年齢を重ねてわかったことは、人間は年を重ねていくにつれて考え方が古くなったり固くなったりするわけではありません。

単純に「最新の情報がアップデートされていない」ことが、若い世代から「最新の情報を知らない=古い価値観のまま=自分達のことを理解する気がない=だから何でも反対する=老害」と見えてしまうこともあるということです。

(写真提供:Photo AC)

だから若い世代の方々も「年長の人達にこんなこと言ったってわかりっこない」と最初から思わず、まずは「今現在って、こうなっているんですよ」という「最新情報の提供」からコミュニケーションをとっていただくことをお勧めします。

その上で「こういうことをやってみたいんです」とご自身のやりたいことの提案をされると、年長の方々も、最新の情報をベースとした価値観にアップデートされた後なので「なるほど」と、すんなり希望が通ることも増えると思います。