胃腸をいたわる「食べ物&お酒」のルール
食習慣を見直すことでできる胃腸のセルフケアと、アルコールとの上手な付き合い方を伝授します
【ルール1】
質のよい物を腹八分目まで
なるべく加工食品や菓子類を避け、食材そのものを生かした料理を食べましょう。
「キャベツやブロッコリー、玉ねぎは胃腸の働きを促します。また、大豆に含まれるイソフラボンは、女性ホルモンと似た働きを持つので、積極的に摂りたい食材です。一方、白砂糖や精製された穀物などは胃腸を冷やしますし、脂っこい物は消化しにくく、胃腸に負担がかかるので控えましょう」(岡宮先生。以下同)
なお、腹八分目は胃腸だけでなく全身の健康のためにもよいことがわかっています。食べすぎにも注意してください。
【ルール2】
空腹での飲酒は絶対にNG
「空腹にアルコールは、胃への刺激が強すぎます。冷たいとさらに追い打ちをかけるので、『かけつけビール3杯』は避けましょう」
なお「胃粘膜を守るにはコレ、という食品はありません」と言う岡宮先生。
「空腹を避ける意味では、飲酒の前にスープや糖分控えめのヨーグルトなどを間食として摂るといいでしょう」