「収支のバランス」を取るためのポイント
ここでお伝えしたいのは、「収支のバランス」を取るために、「支出」を減らすという節約の話ではありません。また「収入」を増やすために、危ない投資をするという話でもありません。
この「収支のバランス」を取るためには、「減らない財布」を手に入れることがポイントです。
魔法のような「減らない財布」のベースとなるのはじつは公的年金です。
公的年金は、年6回、偶数月の15日に2ヵ月分が振り込まれます。振り込みは生きている限り続きます。
そのお金を使い切ったとしても、2ヵ月後の財布の中身は元通りになっています。つまり、使っても減らないのです。
ただし、単に65歳でそのまま年金を受け取っただけでは、「減らない財布」とは言えません。それでは年金額が少ないからです。「減らない財布」ではなく「足りない財布」になってしまいかねません。
そこで公的年金を賢く増やして「減らない財布」を手に入れることによって、お金がない、お金が減っていく不安から解放されます。お金の心配がない老後生活は、それだけでも幸福度が大きく上がるでしょう。