父が望む場所へ私の運転で

(マンガ『オーマイ・ダッド!父がだんだん壊れていく』)

父は、自分を知ってくれている人の応対を通じて、自分の存在を確認しているのかもしれない。父の背中から「まだ生きているんだぞ」という気持ちが伝わってきて、心が揺さぶられた。

そうとわかれば、父の行き先を変えることはできない。口ゲンカなんて取るに足らないこと。できる限り、父が望む場所へ車で連れて行ってあげようと思う。

 

第27話へ続く。

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