物量について

続いて具体的なモノそのものというより、物量の部分について。

ときに素材や材料を多く必要にする趣味が存在します。その手の趣味の場合、すでに材料などに、家や部屋の中の場所をとられていることが多いのでは。

その場合、<段ボール箱1箱分あるものを紙袋1つ分にまで減らす>など、収める目標を決めることで総量を減らしていきましょう。

その意味では「選んで残す」というのがポイントになるはずです。

なお「もうやる予定がない趣味」でありながら、なかなか処分に踏み切れない場合、一旦、このように厳選したうえで減らして一部は残しておく、という方法もおすすめです。

そういえば先日、手芸を趣味にしている受講生の方が、収納場所から溢れた毛糸を使って編んだブランケットの写真を送って下さったことがありました。写真で見ても、とても素敵な作品です!

片づけ講座受講生が、あまった毛糸でつくった素敵なブランケット(写真提供:著者)

まずは持っている素材、余っている部品を使いきって、なにかを作る。それで総量を減らす。その良いお手本ですよね。