いつ大学に行くかは自由

フィンランドには、高校卒業後すぐ大学進学、大学3年頃に就職活動開始、卒業後すぐ就職といったシステムがない。

いつ大学に行くか、どういう順序で生きるかは、自由な社会である。

『フィンランドの高校生が学んでいる人生を変える教養』(著:岩竹美加子/青春出版社)

ただし、国際的な競争が激化しており、政府は大学進学を希望するなら、高校卒業後、あまり間を空けずに大学に入学することを奨励するようになった。

こうした変化は、経済効率を重視する新自由主義の影響を示している。