嫌がらせなの?

対して「ご寿命のことなど聞いておらぬ」と道長が伝えると、匡衡は「それは重々承知しているも、この卦が出てしまった以上、お伝えせねばと存じまして」と答えます。

外に目をやりながら「25年に及ぶ在位ゆえ、ご譲位はあってもよいと思っていたがまさか崩御とは…」と話す道長。

その卦が醍醐天皇と村上天皇が崩御の時と同じもので、三合の厄年であることから、一条天皇の病の回復はならない、と匡衡が話すのを聞いたところで、一条天皇はその目から力を失い、御簾をそっと降ろすのでした。

この様子にネットでは「わざわざ帝の寝ている横でそんな占いする? ドラマとはいえ、さすがに…」「寝ているとわかっている横で占いするのは嫌がらせでしかない」「言霊で一条天皇は生きる気力を無くしたのでは」といった声が見られていました。