(2)「食べ物」を確保しよう
在宅で大事なのは「食べ物」の確保です。
食べることをどうするのか。食事の調達方法が問われます。
特に、老々介護(看護)や仕事で忙しい介護者(看護者)となると、「食事が調達できるか」「作るのか」という問題がまず最初に出てきます。
最近はお弁当屋さんもあり、高齢者や条件付きにはなりますが、区で賄ってくれる場合もあります。
まずは制度を調べることから始めましょう。
お弁当屋さんも専門の業者以外に、セブン‐イレブンやデニーズ、ワタミなどのチェーンのお弁当・冷凍食品・お届けサービスが出てきています。初手で考えるべきは手段を含めた食べ物の確保……更に加えて病状によっては「自分で食べられるか(食べる動作ができるか)」ということも考えねばなりません。
最低限の方法が調べられたところで、持っている病気との兼ね合いでの「制限事項」の確認です。
塩分を控える・水を制限する・甘いものを除くなど……これは2番目に考えることです。
一言で「食について」といっても、決めていく内容がいくつか分かれていますので、順番に見て、備えていきましょう。