世間から「大丈夫?」と思われがちな生涯独身、フリーランス、40代の小林久乃さんが綴る“雑”で“脱力”系のゆるーいエッセイ。「人生、少しでもサボりたい」と常々考える小林さんの体験談の数々は、読んでいるうちに心も気持ちも軽くなるかもしれません。第41回は「クリスマスの東京ディズニーシー:夜のパークでおばさん、有頂天に4」です。
夜の水上ショーに涙が…
朝9時から東京ディズニーランドで始まった1日も、そろそろクライマックスへ。編集長と私の思いはひとつ。
「ああ、現実へ帰りたくない……」
東京ディズニーシーで一日を締めくくるのなら、水上ショー『ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~』を観なくちゃいけません。『東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ』に映し出されるプロジェクションマッピングに始まり、キャラクターたちが各々の船に乗って登場してきます。音楽と共に夜空をレーザーやパイロ(花火)が彩る、壮大なショーですね。日本全国、ここでしか観られない雄大なスケールだと思います(小林調べ)。観ているうちに自然と泣けてくるのは歳のせいでしょうか。
『メディテレーニアンハーバー』がかなり大きいので、入園時にアプリで『ディズニー・プレミアアクセス』(有料)予約しておくのもいいかもしれません。自分のための贅沢、たまにはいいですよね。