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着なくなった服が押し込まれたクローゼット、本がぎっしり詰まった本棚、使わないお皿だらけの食器棚……。モノで溢れた家にうんざり、という読者も多いのでは。一方、これまでに7000人以上の受講生へアドバイスをしてきた人気整理収納アドバイザー・阿部静子さんは「何があるかわからない時代だからこそ、人生の折り返し地点を過ぎたら片づけたもの勝ち」と断言します。その阿部さんが50代以上に向けて、お手軽片づけ術を伝授。今回のテーマは「大掃除前の片づけ:その2」です。

大掃除の前に「不要なモノの処分」を

早いもので12月に入りました。すでに年末の大掃除の準備に取り掛かっている方もいらっしゃるかもしれません。

そこで今回も先月に引き続き、今のうちにやっておくと大掃除をラクに進められる「不要なものの処分」について考えてみたいと思います。

なお、先月もお伝えしましたが、予めモノを減らしておくのが、その後に控える片づけをラクにするうえでの最短ルートとなります。

逆にモノがあふれたまま片づけに取り掛かると、モノをあちらからこちらへ移動させただけで、その日が終わってしまいかねません。

11月は玄関とクローゼットをご紹介しましたが、12月はキッチンとリビング、そして洗面所についてご紹介いたします。