第9話までに、ライオンは、洸人が生き別れになった義姉・橘愛生(尾野真千子)の息子・橘愁人(佐藤大空)だということがわかる。愛生は、夫である橘祥吾(向井理)のDVに遭っており、愁人を守るため、協力者とともに「偽装自殺」を計画、義理の弟である洸人に息子を預けたのだった。
妻子を手元に取り戻したい祥吾は「妻と息子が行方不明になった夫」として取材を受け、愁人の写真を公開。結果、居場所が特定されてしまう。家族で佐渡島にある洸人の同僚の別荘に身を隠し、母子の再会も果たすのだが…。
〈第9話〉
突然居なくなった愛生(尾野真千子)とライオン(佐藤大空)に困惑する美路人(坂東龍汰)。
洸人(柳楽優弥)は、ライオンが忘れていったぬいぐるみを手にして「これを一緒に届けに行こう!」と提案。二人で佐渡島を出て、愛生とライオンを救いに橘家へ向かう。
しかし、そこに愛生とライオンの姿はなかった。
その頃、愛生は祥吾に離婚を申し出、最後に家族の時間を過ごしたいという祥吾の願を聞き入れ、3人で過ごすことに。