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パンが楽しめる株主優待は? 地方だとお店がないこともあるので注意!そこで……

さらには、PYC(プレミアム優待倶楽部)を「株主優待」にしている銘柄でWILLsCoin(ウィルズコイン)を貯めて、「蔵家」のクリームクロワッサンと交換もできます。この「蔵家」のクリームクロワッサンは、クロワッサン焼成前にスチームを加える製法で作った商品だそうで、冷凍してもしっとりした食感が味わえるのだそうです。

WILLsCoinの交換商品はタイミングによって品切れの場合もありますが、現在のところ、10個入りを4,500WILLsCoinと交換できます。

このように、工夫次第で保有株の「株主優待」を「パン優待」に変えることができます。パン好きは、「この銘柄はパンと交換できないか?」と考えて、まずはじっくり調べてみることです。

〈「株主優待」とは?〉

ここで、「株主優待」について説明しておきます。私たちが株を買うと「株主」になれます。企業は株主に対し、割引券や優待券、お米やカタログギフトなどをプレゼントすることがあり、これが「株主優待」です。

〈「権利付最終日」とは?〉

権利付最終日とは、株主がその銘柄を保有することで、配当金や優待などの株主権利を得られる最終取引日のことです。

つまり、配当金や「株主優待」などを取得するためには、企業が決める「権利確定日」に、株主として株主名簿に記載されている必要があります。

例えば、2025年1月末の権利付最終日は1月29日、権利落ち日は1月30日です。そのため、1月末に優待を実施している企業の「株主優待」の権利を受けるためには、1月29日までに株を買っておかなければなりません。