チャレンジしてみないと気付けないこと
「朝からすためし食べました」は2年前まで芸能活動をしてて、夢破れて、全てを諦めましたっていう、夢が1回終わった状態なんだよね。ポインティも高校生の頃、小説家になりたくて作品書いてて、「これで賞取ったら、もう受験なんてしないで小説家デビューしてやる!」みたいな感じだったの。
そしたら一次選考も通らなかったから、「も~うだめだこりゃ。な~に書いてんだ! 受験受験!」ってなったけど……。「やっぱ一次選考も通んないか、なんかそんな感じしたな!」って、ちゃんと悔しい感じにはなったよ。
それで大学の時は「映画撮ってみたいな~」っていう気持ちになって、撮ってみた。ところがさ、映画の現場って「用意、スタート!」した後は、めちゃくちゃ静かにしないといけないんだよね。空調も切ったりするんだよ!
でも俳優の人たちはめっちゃ喋ってるから……、ポインティはそれが羨ましくなっちゃったんだよね。「これ、ずっと黙ってないといけない仕事なんだ」ってわかっちゃった。沈思黙考が向いてる人の仕事やね、映画監督は。
笑い話っぽくなっちゃったけど、こういうことって、実際にチャレンジしてみないと気付けないんだよね。夢を追っては破れ、追っては破れ……みたいな感じで。
だから、夢と夢の間、つまり「やりたいこと、今見つかんないなー」みたいな時は、種まきの時期だと思ってさ! 「なんか見つかるかもな~」くらいの気持ちでいいと思うよ。