大いなる自然、宇宙の動きに基づいた占いの世界

なお、年ごとに巡る歳徳神(としとくじん/歳神様)のいる方角が恵方(吉方位)とされます。

それぞれの方位の持つパワーは、太陽の動きから連想されたもの。キラキラ輝く太陽が沈む(入る)西は金運とされ、キラキラとしたお金が入ってくる、という理由があります。

ほかにも、南東が結婚運や出会い運を司るのは、南東に太陽が昇る頃(午前7時から11時頃)には、バラバラだった空の色が東も西も均一にととのうため、自分とパートナーが交わる、同じ状態になると考えるため。

原始的な考え方だと思われる人もいるかもしれませんが、占いの世界は、大いなる自然、宇宙の動きに基づいたものなのです。

叶えたい願いによって方位を使い分けることも可能ですが、まずは、月ごとに巡る神様・天道神のいる方角を吉方位として取り入れてみて。

ちなみに、2025年2月の吉方位は南。まずは月ごとの吉方位を参考にして、お参りや開運旅行の計画を立ててみましょう。