「断捨離しなきゃ!」と頭ではわかっていても、「忙しくてできない」「どこから手をつけたらいいかわからない」など、なかなか断捨離に取り組めず悩んでいる方もいるのではないでしょうか。そんななか「断捨離は一度したら終わりでなく、日々のお手入れです」と語るのは、「断捨離」の第一人者であるやましたひでこさんです。そこで今回は、やましたさんの著書『引き出し1つから始める 1日1か所 断捨離』から、簡単に実践できる断捨離を一部ご紹介します。
出かける前に玄関1か所
三和土(たたき)には靴も傘も置かない
出かけるときの玄関と、帰ってきたときの玄関。
空間は、時間によって役割が変わります。朝は出口、夜は入口になります。私は一人でも、「いってきます」「ただいま」を必ず声に出して言います。
何事も入口と出口が必要です。入口から流れ込んできて、出口から流れ出ていく。入口と出口があってこそ流れるのです。
この大切な空間である玄関をキレイにして出かければ、帰ってきたとき、どんなに気持ちがよいでしょう。時間がなかったら、靴とスリッパだけでも空間から取り除きましょう。靴はすべて靴箱へ。基本的に、靴箱からはみ出していたら数量オーバーです。タイムリミットがあるからこそ、そこで瞬時の判断をしてください。