排尿記録のつけ方
どのくらい水分をとり、どのくらい尿が出ているのかわからない、という人は、排尿記録をつけることをおすすめします。
紙コップなどに目盛りを書いて、トイレに行くたびに尿の量をはかり、記録します。この記録を見ると、1日に何回トイレに行くのかがわかります。また、1回ごとの排尿量を合計すれば1日の排尿量がわかります。排尿量は日々変動するので、できれば2日間記録して、1日の平均を出します。
1日の排尿量が2L以上の人は、水分のとりすぎですから、少し減らすように調節します。反対に1L以下の人は、脱水ぎみと考えて、もう少し水分をとるようにします。
排尿量を1日1~2Lの間にしておくのが、多飲による頻尿解消のポイントです。
排尿量をはかるのはちょっと面倒、という人は、食事以外にどのくらい水分をとっているか、水やお茶を飲んだらそのつどメモして、合計してみてください。水分をとりすぎている人は、減らすだけでトイレの回数が減ってくるはずです。