三食コツコツ食べる。食べるが早道、安上がり!

村上祥子さん

村上祥子(料理研究家、管理栄養士)

人間の体は故障したからといって、新品に買い替えることはできません。

先日、白内障の手術を受けました。ひとりで入院し、粛々と手当てが行われ、午後イチで手術。一晩泊まって翌朝に退院し、その後は自宅近くの開業医に通院です。

人間の修繕作業は手間がかかるということを、身をもって知りました。

病院を受診するには時間もお金も必要です。一方、三食をきちんと食べることは、さほど費用はかかりません。

目、耳、歯の三種の神器をメンテナンスしながら毎日三食コツコツ食べる。自分の体を守るには、食べるが早道、安上がり! なのです。

 

【関連記事】
男子バレー日本代表は、「個」の力とブラン監督の存在で世界を魅了する。サーブの打ち分けや《フェイクセット》など、日本の常識を覆す挑戦を恐れない
最終回目前に加速する『虎に翼』。師の想いを貫く桂場。自らの半生を射影した判決に涙するよね。主題歌とのリンク…怒涛の伏線回収に視聴者「<解決しないドラマ>なのはむしろ当たり前では?」
82歳料理家・村上祥子 人生100年時代「粗食が理想」は過去のモノで…シニアにオススメ<レンジで短時間・肉じゃが>レシピ紹介