猫たちの過ごし方を見習って
私生活と仕事に関しては、私はオンとオフをはっきり切り替えるほうです。最近は以前ほどギュウギュウに仕事を詰めなくなり、仕事に集中する時間とゆっくり過ごす時間のコントラストが強くなってきました。
俳優業は日々の生活の中で感じたり考えたりすることが活きる職業なので、自分の時間はとても大切です。20代の間は息をつく暇もないくらい働いたので、今はこのくらいのペースがいいのかなと思っています。
特に猫を飼うようになってから、オンオフの区別がしやすくなりました。今、2匹いるんですよ。ちょっと前に新しく子猫が来たんですけど、人間関係ならぬ《猫関係》の構築の仕方が面白くて。
上の子は甘えん坊な女の子ですが、子猫が来たら、急にお姉さんっぽくなった。猫も関係性のなかで変わっていくのだから、人間はもっと変われるよね、なんて思ったりします。
2匹はたまに喧嘩をするけれど、ちょっと目を離した隙に喧嘩なんかなかったかのようにそれぞれ違うことをしていたりする。そういう身軽さも、見習いたいですね。
家に帰って猫に会うと、もう、ものの数秒でリラックス。自分も3匹目の猫みたいになります。(笑)
今年は、歌う機会が増える年になりそうです。いつも以上に喉を大切にし、私生活も仕事も充実させて、いい年にしたいなと思います。