(写真提供:Photo AC)
警察庁が公表した「令和5年の刑法犯に関する統計資料」によると、2023年の侵入強盗の発生件数は414件で、前年と比べて約1.5倍に増加したそう。闇バイト強盗をはじめ、新手の犯罪が増えているなか、元埼玉県警察本部刑事部捜査第一課警部補の佐々木成三さんは、現在メディアに多く出演し、防犯について発信しています。今回は、佐々木さんが最新の防犯対策について解説した著書『闇バイト強盗、特殊詐欺、盗難から身を守る いますぐ防犯』より、一部引用・再編集しお届けします。

警備会社に頼めば安心

闇バイトによる強盗から身を守るための方法として、強力な防犯対策があります。

それは、警備会社と契約することです。

警備会社と契約すると、24時間365日の警備体制で、侵入者などの異常を感知したり、住人が非常通報ボタンを押したりすると特別な訓練を受けたガードマンが駆けつけてくれます。

それと同時に、状況によって警察への通報もしてくれます。

つまり、住人は何もしなくても、あるいはボタンをひとつ押すだけで侵入者から身を守ることができるというわけです。