視聴者の声
前回までで、蔦重とのつながりに気付いた一方、女郎と客の関係を超えられない苛立ちや嫉妬で妻・瀬以こと瀬川を追いつめていった鳥山。しかし今回「願いを全てかなえると決めた」結果として瀬川から身を引いた鳥山の姿に、感動を覚えた視聴者が多かったようです。
たとえば「<離縁>で瀬川の望むことを叶えるなんて…グッときた」「『幸せな妻にございました』に真心の響きがあったから、検校は微笑んだのでしょう」「蔦重・瀬川の別れも胸が潰れたが、鳥山検校の身の引き方にも泣いた」「瀬川と鳥山、察しが良くて頭もいい<気高さ>で親和性があったのに<愛>というどうにもならん領域で2人は通じ合えなくて…哀しい夫婦すぎる」「愛する相手から身を引くことで自分の愛を証明しようとした二人は似ている。女郎として、盲人として蔑まれた結果、自分には愛される資格などないのだ、みたいな諦めが無意識にあるのでは」「鳥山は<恐ろしい人>というより<愛がひたすら重すぎる人>かも」「鳥山は…オペラ座のファントムだよ…!お前ってやつは〜!!(涙)」といった声が、SNSやコメントなどを通じて見受けられました。
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大河ドラマ第64作となる『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』は、“江戸のメディア王”として時代の寵児になった、”蔦重”こと蔦屋重三郎が主人公。
蔦重を演じるのは、NHKドラマ初出演となる横浜流星さん。脚本は、連続テレビ小説『ごちそうさん』大河ドラマ『おんな城主 直虎』などを手掛けた森下佳子さん。
さらに語りは、蔦重らを見守る吉原の九郎助稲荷(くろすけいなり)として、綾瀬はるかさんが担当する。
【NHK公式サイトより】
大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き時にお上に目を付けられても面白さを追求し続けた人物〈蔦重〉こと蔦屋重三郎の波乱万丈の生涯。笑いと涙と謎に満ちた〈痛快〉エンターテインメントドラマ!
【キャスト】
横浜流星/安田顕/小芝風花/岡山天音/寛一郎/市原隼人/片岡愛之助/高橋克実/里見浩太朗/渡辺謙
【作】
森下佳子
【放送予定】
[総合]日曜 午後8時00分 / 再放送 翌週土曜 午後1時05分
[BS・BSP4K]日曜 午後6時00分
[BSP4K]日曜 午後0時15分/ (再放送)日曜 午後6時00分