ついに結ばれた蔦重と瀬川
鳥山検校と離縁をすることになった瀬川。
離縁状を手に蔦屋を訪れると、蔦重は大喜びで瀬川を抱きしめ、その夜二人はついに肌を重ねることに。
それから二人で店を構える覚悟を決めた蔦重は、駿河屋へ所帯を持つことを申し出ます。
すると「多くの人から恨みを買っている検校の元妻という立場上、瀬川を店に出すのは危険では」と心配する駿河屋。
対して蔦重は吉原には番所がある分、市中よりも安全であることや、厄介者とみられがちな花魁という存在を吉原が放り出さずに面倒をみることが、世間からの見え方を変えるのでは、などと主張。二人の仲を認めてもらうまでに至ります。