もし鈴の音がしているのに姿が見えなかったら
だからこそ、大切なのは「音ぐらいで慌てないこと」。
得体の知れない感覚を覚えて、恐怖を感じた結果、焦って道を間違えたり、足元への注意を怠って転倒!
一人登山でそんな事態に陥るほうがよっぽど怖い。
登山中は落ち着いて周囲をよく見て、慎重に行動することが一番の安全対策です。なので、もし鈴の音がしているのに姿が見えなかったら、
「山って音がよく響くんだな」
と、静けさをあらためて感じてみましょう。それもまた“山あるある”のひとつです。
…ただし。もしすぐ真後ろで鈴の音がして、振り返ったのに誰もいなかったら――。
もちろん怖いですが、自分の真後ろで滑落などのトラブルが発生した可能性もありそうですから…。そっちは本気で怖いです!