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体操服や靴下・三角巾など子ども用の学童用品を買える6銘柄
ランドセル・制服はデパートで
デパートで「株主優待」を利用して買う時のコツ 過去の失敗談もお話しします…

ランドセル・制服はデパートで

デパートの「株主優待」では、商品が10%割引になる「株主優待」カードを発行している場合が多く、ランドセルや制服などの高額商品を買うと、割引額が大きくなりお得を実感できます。

高島屋(高ははしごだか)(8233)(株価1,096.5円、最低投資額10万9,650円)の「株主優待」は、利用限度額の範囲内で対象商品の買い物につき10%割引になるカードで、権利月は8月と2月の年2回です。

そして、三越伊勢丹ホールディングス(3099)(株価1,755円、最低投資額17万5,500円)も高島屋同様に、利用限度額の範囲内で10%割引になる「株主優待」で、権利月は9月と3月の年2回です。

J.フロントリテイリング(3086)(株価1,762円、最低投資額17万6,200円)の「株主優待」カードは大丸や松坂屋で使うことができ、こちらも利用限度額の範囲内で10%割引が受けられます。権利月は8月と2月の年2回です。

ランドセルはデパート以外で買ったほうが安いと思う人もいらっしゃるかと思いますが、せっかくだからデパートで買いたいという人もいるはずです。また、制服は学校で注文するほかに、「このデパートで扱っている」と学校からの配布物で教えてもらえることもあります。

少し手間ですが、学校で採寸してからデパートに取りに行き、「株主優待」カードを使えば10%割引を適用できます。支払額が10万円なら10%は1万円にもなるので、なかなか大きい金額です。

ただ気になるのは利用限度額があることです。高島屋では、100株保有なら半期15万円までなので、ふだんから高島屋で化粧品などを買って「株主優待」カードの割引を受けていると、いざランドセルや制服を買いたい時に上限オーバーになる可能性もあります。

入学シーズンは他の物を買うのは控えて調整する、夏の制服と冬の制服の購入タイミングを分けるなどしてみてください。

また「デパート銘柄」はこれまで売上が堅調で株価も高くなっていましたが、決算で減益の企業もあり、今後、円高傾向で減益になるかもしれないことは頭に入れておくべきです。