過去の失敗談もお話しします…
ただ、筆者は過去に学童用品を安く買おうと思って取得した「株主優待」で失敗も経験しています。
ある「株主優待」を使って子どものうわばきを20%割引で買おうとした時のことです。子どもは「その券は使わずにショッピングモールで買いたい」と主張しました。
なぜなら、その「株主優待」が使えるお店のうわばきは「入学時に紹介されていたサンプルとはデザインが微妙に違う」ためでした。
多少デザインが違うものでもよいと保護者は聞いていて、転校生などはデザインの違ううわばきを履いていることも確認していたのですが、それでも「新しく買うなら、みんなが履いているデザインを買いたい」と希望され、子どもの意見を尊重しました。
「株主優待」を使えばお得に買えたものの、学校に通うのは子ども自身ですから柔軟に対応しました。
〈「株主優待」とは?〉
ここで、「株主優待」について説明しておきます。私たちが株を買うと「株主」になれます。企業は株主に対し、割引券や優待券、お米やカタログギフトなどをプレゼントすることがあり、これが「株主優待」です。
〈「権利付最終日」とは?〉
権利付最終日とは、株主がその銘柄を保有することで、配当金や優待などの株主権利を得られる最終取引日のことです。
つまり、配当金や「株主優待」などを取得するためには、企業が決める「権利確定日」に、株主として株主名簿に記載されている必要があります。