インテリアのセンスは2つある
私はインテリアのセンスは、2つあると考えています。
(1)「知識」と「情報」で補えるセンス
(2)「個性」と結びついた唯一無二のセンス
1つめの「知識」と「情報」で補えるセンスは、だれでも身につけられます。
「視線誘導」や効果的な家具の配置方法、照明による陰影のつけ方などのテクニックを知ることで、「おしゃれな部屋」をつくることができます。
でも、テクニックやセオリーに頼るだけのインテリアでは、本当の意味での居心地のよさにはつながりません。
そこで大切になるのが、2つめの自分の個性と結びついたセンスです。
だれでも唯一無二のセンスを持っています。
個性にいい・悪いがないように、このセンスにもいい悪いはありません。
あなたが「これ、すてきだな」と思って購入した服や文具、書籍など、また、大切にしているバッグや靴などは、あなたのセンスそのものなのです。
「心地のいい部屋」のヒントはここに隠されています。